「LINE」、「ソフトバンク」・「アリババ」(中国電子商取引1位企業)と投資協議 | 韓国ゲーム | オンラインゲーム情報はNewsGame(ニュースゲーム)

韓国1位ポータルサイト「NAVER」が国内「ソフトバンク」、中国「アリババグループ」と投資および戦略的提携のための交渉を進行していると確認された。「NAVER関係者は”「ソフトバンク」と「アリババ」の方からモバイルメッセンジャー会社「ライン」に投資又は戦略的提携を結びたいという意思を明らかにし、交渉をしている”と話した。 ラインは「NAVER」が持分100%を持っている子会社であり、使用者4億8000万人を保有している。「ソフトバンク」と「アリババ」はそれぞれラインの持分約30%を買収することを希望すると知られた。交渉が妥結する場合、韓・中・日の代表的な情報技術(IT)企業が連合してグローバル モバイル市場を攻略することになる。 ◇「NAVER」の「ライン」、「ソフトバンク」・「アリババ」と投資交渉 「ライン」はアメリカ「フェイスブック」の「WhatsApp」、中国「テンセント」の「WeChat」 と競争する世界3台のモバイルメッセンジャーだ。ラインの強みは成長速度。「NAVER」イ・ヘジン議長は昨年11月日本でライン加入者3億人突破を記念し、記者懇談会を開いて”2014年目標は加入者5億人突破”と話した。 この発表以後「ライン」は期待以上のスピードで成長している。毎日加入者が平均83万人ずつ増加し、今年4月1日4億人を突破した。この傾向が続くならば今年の末加入者数字は5億人を越えて6億人まで増える。

おかげで「ライン」の企業価値も高騰傾向である。東洋証券イ・チャンヨン研究員は”「ライン」の現在企業価値は約23兆ウォン(約2兆3000億円)と推算される”として”上場をすれば時価総額が28兆5000億ウォン(約2兆8500億円)まで上がる可能性もある”と話した。 しかし「ライン」も砂金深刻な問題に直面している。「ライン」は日本・インドネシア・台湾・タイなどアジア国で市場1位だ。問題は世界二大市場であるアメリカでは「フェイスブック」の「WhatsApp」に、中国では「テンセント」の「WeChat」に押されて力を出せないということ。 「NAVER」が「ソフトバンク」・「アリババ」と連携する場合、アメリカと中国市場で画期的な跳躍を狙うことができる。在日ソン・ジョンウイ会長が導く国内最大のIT企業「ソフトバンク」は果敢な投資と引き受け・合併(M&A)で有名だ。昨年アメリカ3位通信社である「スプリント」を買収し、現在韓国4位通信社である「Tモバイル」も引き受けに合意した状態だ。「ソフトバンク」は「ライン」がアメリカモバイル市場攻略のための重要なパートナーになることができると判断し、持分投資を提案したと知られた。 両社は「スプリント」と「Tモバイル」が販売するスマートフォンにあらかじめラインアプリを搭載する場合、アメリカで「ライン」使用者を大幅増やすことができると期待している。 ◇アメリカ・中国で影響力拡大を狙う 「アリババグループ」は中国市場の核心パートナーになることができる。「アリババ」は企業間(B2B)商取引サイト「アリババドットコム」、オンラインショッピングモール「タオバオ」、電子決済サービス「アリペイ」などを運営している。昨年消費者対象の商品取引額が254兆ウォン(約25兆4,000億円)で、中国全体取引額の5分の4を占めた。 「アリババ」も電子商取引の他に競争力のあるモバイルサービスが切実な状況だ。IT市場主導権を置いて激しく競争する「テンセント」は「WeChat」を持っている。そのために「アリババ」はアジア圏で人気の高い「ライン」をパートナーで目をつけたと知られている。 「ライン」投資を希望する「ソフトバンク」と「アリババ」は事実上、兄弟会社に違わない。「ソフトバンク」のソン・ジョンウイ会長は2000年、ベンチャー企業だった「アリババ」に2000万ドル(約20億円)を投資し、持分34.4%を確保、最大株主になった。「アリババ」が来月初めアメリカ証券市場に上場すれば、「ソフトバンク」が保有した持分価値は578億ドル(約6兆ウォン)に増える見込みだ。 「ソフトバンク」と「アリババ」はライン持分をできるだけ多く買収することを望むと知られている。だが、「NAVER」は持分を少なく渡して海外事業に関する戦略的提携を結ぶことを願い、交渉が長くなっている状況だ。

Author: 綱吉